2024年11月18日から22日の5日間、沖縄県石垣市の新川小学校、真喜良小学校、石垣中学校の3校で目の紫外線被ばく量と瞼裂斑、近視進行の関連解明を目的として縦断的疫学調査を行いました。
小学生6年生88名、中学生483名、合計571名の検診を実施しました。小学生を対象とした目と紫外線に関する講話も行い、NPOとして沖縄県の子供たちの目の健康を守るための啓発活動も行うことができました。調査の結果については、学会発表、論文で報告する予定です。
2022年度の調査結果ではコロナ禍による戸外活動減少によると思われる瞼裂斑の有病率の低下、近視の増加が確認されました。2023年度の調査結果では初期瞼裂斑の有病率は増加しており、コロナ禍以前の値に近づきつつあります。そのため屋外活動時における帽子や眼鏡、サングラスによる眼部UV対策の有用性が改めて確認できました。
ご協力頂きました新川小学校、真喜良小学校、石垣中学校の先生方および生徒様には厚く御礼を申し上げます。